2023年11月11日更新第99回関東大学リーグ 1部順位表

順位チーム
1白鷗大学154
2専修大学136
3日本大学136
4日本体育大学136
5東海大学127
6大東文化大学127
7筑波大学910
8中央大学118
9山梨学院大学811
10明治大学712
11神奈川大学712
12拓殖大学613
13早稲田大学514
14江戸川大学217
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硬式野球

平成28年度東都大学野球秋季1部リーグ戦・亜大3回戦

10月13日(木)神宮球場

●東洋大4-6亜大

(イニングスコア)

3回戦









亜 大






東洋大







(東洋大)

飯田、山下、片山翔、●甲斐野(1敗)、中田、山田-西川元

三塁打:鳥居(一回)

二塁打:阿部健(一回)、西川元(九回)


・打撃成績

打順                    
守備
名前




(二)
阿部健(営4=帝京)



(右)
安西(営4=聖光学院)
4



(指)
中川(法2=PL学園)

(中)
笹川(営4=浦和学院)



(一)
鳥居(営4=愛工大名電)


原澤(営3=前橋工)

(捕)西川元(営3=浦和学院)


竹原(法2=二松学舎大附)

(三)
田中将也(営3=帝京)


上島(営4=佐久長聖)

宇佐川(営3=済美)

(左)
石倉(営4=帝京)

西村(営4=広陵)



掛林(営3=西日本短大附)


茶谷(営4=東北)



(遊)津田(総1=浦和学院)





34


・投球成績

名前


球数

四死球


飯田(営3=常総学院)71/329106
山下(営1=東邦)1/3
片山翔(法3=大社)1/316
●甲斐野(営2=東洋大姫路)1/3

中田(営2=大宮東)1/310


山田(総1=桐生一)
1/3


 

飯田は8回途中まで無失点の快投も実らず


九回、自身の失策に表情を曇らせる田中将也


最終回、好機を作るも津田が三振に倒れ、逆転はならなかった


・順位表

※10月13日(木)現在

順位大学名日 大東洋大亜 大国学大中 大専 大勝率勝ち点
日 大 *
○△○○○●○○.875
東洋大
 *○●●○●○○○○.667
亜 大●○○ *
●○●○○.556
国学大●△●●○
 *○○○●○.556
中 大●●●●○●○●● *
.222
専 大○●●●●●●●○●
 *.200



 勝ち点奪取を賭けた3戦目は、終盤に投手陣が踏ん張り切れずまさかの逆転負け。打線は初回に4点を先制したが、二回以降は相手2番手投手・高橋遥を前に散発の3安打に抑え込まれた。開幕から打撃陣、投手陣ともに好調が続いていたが、4カード目を終え正念場を迎えた。

 

 誰もが予期していなかった。3点リードのまま迎えた最終回、前の回に引き続き片山翔(法3=大社)がマウンドに上がる。今季好投を続け、勝ちパターンの一角を担っている左腕に、誰もが不安を感じることはなかった。しかし、「あまりボールがきていなかった」と西川元(営3=浦和学院)が話すように、先頭打者に対し珍しくボールが先行しファールで粘られると、9球目を右前に弾き返される。ここから亜大の猛追が始まった。後続にあっさりと連打を浴び、1死も奪えないまま片山翔が降板。今季初めて打ち込まれマウンドを譲ると、すかさず、指揮官は前日好投した甲斐野(営2=東洋大姫路)と中田(営2=大宮東)を送り出したが歯止めが効かない。1死満塁で打順がトップに返り、一本出れば同点のピンチ。ここで中田は直球で押す強気の投球で3球三振に切って取る。ベンチ、スタンドもこの日一番と言えるほど沸いたが、それもつかの間、一転して次打者には一球もストライクが入らず、押し出しで1点差。一打逆転の場面で3番打者を迎えると、阿部健(営4=帝京)が「同点は仕方ないと思っていた」と話すように、全員同点は覚悟していた。しかし、相手打者は中田が投じた2球目を凡打。打球は三塁手・田中将也(営3=帝京)の元へ。しっかりさばき、試合終了かと思われたが、送球が逸れ一塁がセーフの判定。その間に逆転の走者の生還を許し、亜大ベンチはお祭り騒ぎ。あと少し手を伸ばせばつかめた勝利は、亜大の執念によって奪い取られた。

 試合の入りは最高だった。初戦で攻略した、相手先発投手・山田義に5安打を浴びせ4点を先制。このまま得点を重ねていくかに見えたが、二回から代わった2番手投手・高橋遥からはチャンスらしいチャンスは作れなかった。「(高橋遥に対し)どういう風に攻めていこうかは明確だったけれど、ヒットもランナーも出せず、対応しきれなかった」と阿部健は二回以降の攻撃を悔やんだ。

 今季初の連敗で勝ち点を落とし、同率で並んでいた1位の座からも初めて後退した。笹川主将(営4=浦和学院)が「日頃の練習の甘さがここで出た。勝ちきれないのが駄目」と厳しい表情を見せれば、阿部健は「ここからつぶし合いなので、今日亜細亜にやられた分、つぶしていきたい」と気持ちを次戦に向ける。「この負けを乗り越えていけば強くなる」。指揮官の言葉通り、この悔しさを胸にチームは今、再出発を切るのみだ。


■コメント

・高橋昭雄監督
(今日の負けは)勉強になる。こういうのを乗り越えていけば、強くなると思いますよ。

・笹川主将(営4=浦和学院)
点を取れなかった。しっかりやるところができていない。昨日はスイングをイメージして個人練習をした。優勝争いのプレッシャーはない。日頃の練習の甘さがここで出た。勝ちきれないのがだめ。目の前のことをやる。引きずっても意味がない。

・阿部健(営4=帝京)
初回に点を取ってから、それ以降取れなかった。(九回は)同点は仕方ないと思っていたけど、そこから止められなかった。(亜大・高橋遥投手は)どういう風に攻めていこうかは明確だったけれど、ヒットもランナーも出せず、対応しきれなかった。
(来週は国学大戦)監督さんも言っていたが、ここからはつぶしあいなので、今日亜細亜にやられた分、つぶしていきたい。

・西川(営3=浦和学院)
片山はあまりボールがきてなかった。先頭バッターに粘られて、打ち取れなかったのがいたい。甲斐野はコントロールがいい投手ではないので、コースにはあまり構えていなかった。中田はフォアボールを1つ出してしまったが、サードゴロを打たせたし、三振もとれた。いいピッチングをしていたと思う。

TEXT=菅野晋太郎 PHOTO=菅野晋太郎、永田育美、美馬蒔葉


※日程変更のお知らせ

来週(18日、19日)に予定されておりました、日大との最終カードは再来週(25日、26日)に変更となりました。

代わりに来週は19日(水)に1勝1敗のまま未消化試合となっていた、国学大との3回戦が13時30分より行なわれる予定です。

観戦を予定されていた方がいらっしゃいましたら、お気を付けください。